はじめに
レーザーカッターとは
レーザーを使用した加工機で、画像処理ソフトで作成されたデータを元に、木材やアクリルなどの素材に対して切断、彫刻することができる機器です。
レーザーカッターの仕組み
レーザー発振器から出力されたレーザーをレンズで細く絞って切断材料に照射することで局部的に溶融させ、近くに接続されているノズルから補助ガスを噴き付けて溶融物を噴き飛ばすことで狭い幅の高精度な切断を行っています。
レーザーカッターの利点
高精度の切断、彫刻ができる。
加工するスピードが早い。
データが1つあれば複数作成することができる。
過去に加工を行った素材
加工できるもの
MDF板
ベニヤ板
コルク
ダンボール
紙、厚紙
アクリル板
ポリプロピレン
布
ゴム板
カーボン(彫刻のみ)
加工できないもの
金属類(高出力レーザーであれば金属加工も可)
レーザーカッターで加工してはいけないもの
ポリ塩化ビニル
有毒ガスが発生し、レーザーカッター故障の原因にもなります。
鏡(反射率が高いもの)
レーザーを反射してしまい、事故の原因になります。
レーザーカッター用の画像処理ソフトの準備
レーザーカッター用の画像作成には、Adobe IllustratorまたはInkscapeという画像処理ソフトを使用します。