3.ArduinoとPCを接続してみよう
開発環境設定
まず、ケーブルで繋ぐ前に開発環境を設定します。
※このテキストでは1.0.5を使用していますが、その時点の最新バージョンをご使用下さい。
以下よりArduino IDE(最新版1.0.5)をダウンロードし、インストールします。
http://arduino.cc/en/Main/Software
「Arduino IDE」より「Arduino1.0.5」を選択します。
Windowsマシンの場合は「Windows Installer」、MACの場合は「Mac OS X」を選択します。
選択するとダウンロードされますので、完了したらインストールを行います。
PCとArduinoを接続
インストールが完了したら、ArduinoとPCをUSBケーブルで繋ぎます。
先ほどインストールしたArduino IDEを起動し、マイコンボード、シリアルポートの設定を行います。
・マイコンボードの設定
メニューの「ツール」→「マイコンボード」より、今回使用する「Arduino UNO」を選択します。
シリアルポートの設定
MACの場合
シリアルポートより「/dev/tty.usbmodemfa~」を選択します。
Windowsの場合
デバイスマネージャにて「Arduino UNO」が設定されているポートを指定します。
デバイスマネージャーは、「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャー」より表示されます。
※「Windows」キーを押しながら「R」キーで「ファイル名を指定して実行」を起動し、「devmgmt.msc」と入力して決定でも表示されます。
メニューの「ツール」→「シリアルポート」より、使用するポートを選択します。 設定する内容は、デバイスマネージャなどでArduino Unoの右側に表示されているポートとなります。 今回の例ではCOM9となります。
Windowsの場合は表示まで少し時間がかかる場合がありますので、表示されない場合はしばらく待ってから再度試して下さい。
サンプルコード読み込み
メニューより、「スケッチ例」→「01.Basics」→「Blink」を選択します。
「Blink」を選択するとLED点滅用のサンプルコードが表示されます。
Arduinoではこのコードをスケッチと呼びます。
スケッチの内容については、後ほど説明します。
実機転送
スケッチをマイコンボードに書き込みます。
メニューより、「マイコンボードに書き込む」を選択します。
書き込みに成功すると、「マイコンボードへの書き込みが完了しました。」のメッセージが表示されます。
ここでエラーとなる場合は、マイコンボード設定、シリアルポート設定に誤りがある可能性がありますので、一度ご確認下さい。 それでもエラーがでる場合、配線のミスや基盤の不具合の可能性があります。
結果確認
書き込みが正しく完了するとArduinoについているランプが点灯します。
緑が常時点灯、オレンジが点滅です。